チベット高原万華鏡テキストDB

「チベット高原万華鏡テキストDB」では、フィールド調査の記録や文献資料に記録された牧畜や農耕といった生業にかかわるテキストを引用し、日本語以外の場合は翻訳も添え、「搾乳と乳加工」「糞」「食文化」「服飾文化」などのカテゴリータグをつけて集積しています。地図上にはプロットできない情報を含め、民族誌や旅行記、史資料の中にバラバラに存在していた生業にかかわる情報を検索可能な形で統合して見える形にすることで、新たな研究を生みだすことを目指しています。

なお、本DBは進行中のプロジェクトであり、引用や翻訳に間違いが含まれている可能性があることにご留意ください。ご利用される場合は、必ず原典を確認してご利用いただければ幸いです。問題があれば、「チベット高原万華鏡」とはに示したお問い合わせ先にご連絡いただければ幸いです。また、論文、著書などで利用される場合は、本DBを利用したことに言及いただければ幸いです。

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鳥が居る時には手元に弓矢がない弓矢がある時には鳥がいない

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愚か者による下手な称賛より賢人による叱声の方が良い

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智慧も腹の中で老化する銘木も樹皮の奥で腐り始める

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経導(維那)が多くては勤行が混乱する策士が多くては戦略が混乱する

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貧乏人だからこそ貧乏人を憐れみ助ける俗世間のありふれた光景である

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出来の悪い家来の主人をしているよりも立派な主人の召使いのほうが良い

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挽いた粉を大地に撒いても収穫はない種を畑に植えた時にこそ事は成る

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実りの少ない穂ほど頭の位置は高い内容の無い人ほどふんぞり返っている

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どれだけ素行の悪い田舎牧民でも立体曼荼羅の上には座らない

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僅かな施食でも大変有難い施しになる宝のようなひと言が大きな後押しをする事もある

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お客の要求を充たさなければ工芸の大家といえども今ひとつ

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蛙でも強い気持ちがなければ池に飛び込むことは出来ない

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蛙は私が大きいと言うし蛇は私が長いと言う

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蜂の目から見たなら炎は極楽の楼閣

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蜂蜜の塗られた剃刀

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複雑に巻かれたとぐろでも蛇自身なら簡単に解ける

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視界が悪い時には自分の立っている場所を良く見ろよく分からないことがあったら古老の意見を聞け

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沢山喋りすぎると要点が分からなくなる濁った河を渡ろうとするなら足がかりを見失ってしまう

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人を活かすのは頭樹を生かすのは葉

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糧を失った人は路頭に迷い羽を失った矢は単なる棒である